島津製作所、オーストラリアのAustin Healthと相互協力協定を締結

Austin HealthのDr. Mark Horriganと
島津製作所常務執行役員 医用機器事業部長 伊藤邦昌

島津製作所は、病院運営や医療教育、医療研究を手がけるオーストラリアの医療団体・Austin Healthと相互協力協定を締結。本協定に基づき、血管撮影システムを用いた血管内の治療または検査におけるX線被ばく量や造影剤使用量などの情報を患者情報と統合して管理するためのソフトウェアをAustin Health向けに共同開発する。

Austin Healthは、オーストラリアのメルボルン市を中心に病院やリハビリテーションセンターを運営し、2017年度には11万人以上の入院患者を受け入れ、2万8千件を超える外科手術を行い、2005年に初めてAustin Healthの中心的な医療施設であるAustin Hospitalへ血管撮影システムを納入して以来、継続的な取引がある。

このたび締結した相互協力協定のもと、Austin Healthの医療施設における当社の血管撮影システムを使用した心臓カテーテル検査または心臓カテーテル治療に関して、患者情報、X線量、造影剤使用量など、検査中に得られる様々な情報を統合管理するデータベースをAustin Healthと共同で開発する。データベースに蓄積されたデータを分析して心臓カテーテル術の現場における課題を抽出し、解決を図ることで、検査と治療の質の向上を目指し、さらに低侵襲かつ有効な手法の確立や装置の開発をそれぞれが推進する。

カテーテル治療は患者への負荷が比較的小さく、手技の進歩やデバイスの性能向上も急速に進み、海外にも浸透し、島津製作所は、血管撮影システム事業に注力し、被ばく低減技術や画像処理技術の開発を進め、Austin Healthとの相互協力協定の締結は、こうした取り組みの一貫である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です