シーメンスヘルスケア、超音波診断のイメージを一新する プレミアムハイエンド超音波画像診断装置「ACUSON Sequoia」の販売を開始

患者それぞれの特性に幅広く対応する、新次元の高画質技術

超音波の性質や施行者の違いに左右されにくい、精度の高いアプリケーション

ユーザーの声を元にしたデザイン設計で、
ワークフロー改善や操作性向上に大きく貢献

シーメンスヘルスケア株式会社(東京都品川区、代表取締役社長兼CEO: 森秀顕)は、
プレミアムハイエンド超音波画像診断システム
「ACUSON Sequoia(アキュソン セコイア)」の販売を開始しました。
ハードウェアとソフトウェアを一新し、
独自の新技術により高画質な画像を安定して描出可能にした装置で、
消化器内科や検査科、乳腺外科をはじめ、
高精細な超音波画像を必要とする施設に対し、販売活動を展開していきます。

超音波信号を送受信することで生成される超音波画像は、
年齢や体格など患者の身体的特性や施行者の技能によりばらつきが出やすく、
診断の正確性に影響を与えることが問題とされてきました。
超音波信号の深さが増すほど振幅の減衰が起こり低画質になるため、
例えば、BMI値が高い、皮下脂肪が多い、あるいは脂肪肝といった患者の場合は
超音波信号が減衰し、画像・臨床情報を得るのが難しいことがありました。

本製品は、さまざまな要因による画像のばらつきを解決する新技術
「BioAcoustic Technology(バイオアコースティック・テクノロジー)」を搭載し、
患者の特性や施行者の技能に左右されにくい、
きわめて高精細な画像をリアルタイムで安定して提供します。
また、高出力電源構造によりこれまで以上に安定した肝硬度計測が可能となり、
予後の肝線維化モニタリングを重要視する近年のC型肝炎の治療にも貢献します。
さらに、世界中のユーザーの声をもとに細部にわたるデザイン設計を施し、
ルーチン検査に欠かせない使いやすさも追求しています。

■ACUSON Sequoiaの特長

新技術 BioAcoustic Technololgy(バイオアコースティック・テクノロジー)
組織密度、硬度、減衰など、それぞれの患者がもつ組織の特徴を捉え、
適応させることができる技術です。
深部用のトランスデューサを用いることにより、
最大40センチの深部到達が可能となりました。

●リアルタイムで高画質な画像

視界に入っているすべてをリアルタイムで高画質な画像として提供する
InFocus技術を搭載しています。
スキャンの際に焦点を調整する必要がなく、
フレーム毎秒や解像度を気にすることもないため、
短時間のスキャンを可能にします。
さらに、従来と比べ、感度3倍 *1、深度2倍*1の高解像度カラーフローを提供します。

●正確な肝硬度計測を可能にする高出力電源構造とシアウェーブ

日本におけるC型慢性肝炎の患者は、肝炎症状のないキャリア(持続感染者)を含めると
190万~230万人いると推測されています*2。
また、肝がんは、国内のがん死亡者数の第5位を占めており、
肝がんの原因の約65%はC型肝炎ウイルス由来であることが分かっています*3。
近年、C型肝炎の治療が大きく変わり、経口薬で肝炎ウイルスが除去できるようになりましたが、
日本肝臓学会が発表したC型肝炎治療ガイドラインによると、
予後の肝線維化のモニタリングが非常に重要であることが示唆されています。
肝線維化を評価する肝硬度計測では、音の圧力(プッシュパルス)から生じる
組織の局所的なひずみから発生するせん断弾性波(シアウェーブ)が伝搬する速度を測定し、
肝硬度を計測しています。ACUSON Sequoiaは革新的な高出力電源構造により、
これまでの6倍*1のエネルギー容量でシアウェーブを発生させ、
最大限の深さでばらつきのない計測と画像の描出を可能にしました。

●長時間でも確実、高感度な造影超音波

造影超音波(CEUS)において造影剤のマイクロバブルの破壊を最小限に抑え、
広い範囲で造影剤からの反射信号を画像化することを可能としました 。
マイクロバブルの造影剤は、病変を可視化し、評価をするために用いられます。
ACUSON Sequoiaは、バブルの破壊を最小限に抑えることで、
従来と比べ2倍の造影剤の描出感度を実現しました *4。
描出したい病変だけでなく、他の病変もスキャンできる余裕が生まれます。

●施行者のストレスを軽減するユーザー志向のデザイン

世界中の計365人のユーザーと170回に及ぶワークショップを開き、
ユーザーによるユーザーのためのプラットフォームをともに創り上げました。
ユーザーフレンドリーな外観、大型タッチスクリーンの採用、
プロトコルの自動化、ユーザー登録の最適化などワークフローを改善する機能に加え、
施行者のストレスを軽減する設計が様々に施されています。

●指先のタップひとつでトランスデューサに接続

指先でトランスデューサを軽くタップすると動作を感知し、
そのトランスデューサに接続が切り替わる機能が採用されています。
エルゴノミックデザインのInTuneトランスデューサは、施行者のストレスを軽減します。

●異なる4つの画像条件を一度に表示

超音波診断装置ではユニークな機能「UltraArt(ウルトラ・アート)」を搭載。
タッチスクリーンのアイコンを選択するだけで、
施行者が設定したパラメーターに基づき自動で複数の画像を描出します。
施行者は患者のバイオアコースティックの特性にもっともよく合う画像を選択することができ、
マニュアルによる複数のパラメーター調整が不要になります。

*1: 自社製品比
*2: 厚生労働省 肝炎総合対策の推進より
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou09/hepatitis_about.html
*3: 日本肝臓学会:肝がん白書(平成27年)より
*4: 旧モデルACUSON Sequoia 512との比較

本製品に関する情報は、Siemens Healthineersの製品紹介ページをご覧ください。
URL: https://www.healthcare.siemens.co.jp/ultrasound/general-imaging/acuson-sequoia

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です